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#SF2 なんとなく、完成させる気のないものだって、めちゃくちゃ半端な書きかけのものだって気にせずばんばん公開していいんじゃないかな、という気分になったので置いときます
以下、作りたいなと言い続けてるパトとレイの短編集の最後のほうに載っけたい文章の覚え書き二本
一見、パトリックはいつもの真顔だった。
「もう、遠出はできないな」
淡々とそう告げた。
眠って、働いて、飯を食って、また眠る。変わらない生活を送っていても、年を重ねるごとに肉体は衰えていく。生きていく限り、必ずついて回る。冒険者ならばなおさらだった。
口振りから察するに、まだこの生活を続ける気はあるらしい。ただ、その時が長くないことは想像に易い。
ある可能性が頭の片隅を過ったとき、レイモンは咄嗟に口を開いた。
「じゃあ俺、ノースゲート行こうかな」
パトリックは顔をあげて、少し驚いたような表情を見せた。それから、半眼になって、なにかを言おうと口を開いて、それを飲み込んで、軽い嘆息と共に肩を落とした。頬杖をついてレイモンを見つめた時には、パトリックはいつもの真顔だった。
「まあ、今おもしろいことがあるとしたら、北だろうな」
「あんまり刺激的すぎるのもなんだけどさ」
「港付近は整備されているらしいぞ。その近くなら行けるんじゃないか」
「整備っつってもこっちとじゃ比べ物にならないんだろ」
この街から出ている船は南行きだ。北に向かうなら、いくつか村を経由して港に出なければいけない。酒場の壁に貼りついている地図を眺めて、陸路と航路の両方を確認する。
今までは、誘った。誘わない理由がなかった。
明日の予定は。
来週は暇だろ。
来月なら行けるか。
来年まで待たないと。
「次の船はいつかな」
だけど、もう言えない。冗談でも言える気がしなかった。
レイモンには想像がつかなかった。
最後の探索行を告げられた瞬間も、引退をねぎらう自分の言葉も、帰路を辿る後ろ姿も。想像はつかないけれども、それがやがて来たる現実であると確信があった。
得体の知れない確実な未来から逃げた。
「んじゃな」
「じゃあ」
パトリックはまたなとは返さなかった。きっと、似たような気持ちなんだろう。
きっと、これが最後になる。
*
最も得難いのは人間関係。だから、俺は、こいつを手放さないよう必死になる。
自分が持っている技術が優れているかどうか、なんて数字で計れないものは、あとからついてくるもので判断するしかない。ただ、それが、ヴィジランツの場合は宝であり、誰かの命だった。
時間ができると、いろいろなことを考え出してしまう。今更言葉の意味を理解する。好奇心は衰えなくても体がついていかない。開拓村は刺激的とは言い難いがのどかなだけでもない。退屈も許容範囲だった。パトリックが自分をどう思っていたかなんて、本当のところはわからない。パトリックは喜怒哀楽が薄かった。大声で笑うことも怒鳴ることもあったが、それがレイモン自身に向けられたことはほとんどない。振り返ってみると、パトリックはほとんど一緒に行動したし、名を挙げたのだってコンビとしてだった。だから結果だけ見たのなら、互いを理解し合っている、仲の良いやつらだと、そう見なされていた。
しょうがないやつだと、呆れて笑った。引退を考えていると聞かされた時もそうだった。北大陸に行くと言ったレイモンに対してパトリックはそれしか言わなかった。ただあの時は脈絡がなかった、ように感じる。なんせ二十年近く前のことだから、記憶があやふやだ。
わからない。最後までわからなかった。パトリックのことも、自分自身のことも。
雲が流れていくのを見ていた。
桟橋に人影はない。就航の時刻はとっくに過ぎているからだ。それに、ここに住んでいる人間はわざわざ空なんて見ない。レイモンだってそうだった。その日だけが違った。
風で、雲が流れていく。星が見え隠れするのを眺めていた。
この海の向こうは東大陸だ。根城にしていたヴェスティアの町がある。
雲は丘を越え、森を越え、山を越えて、北に去る。その先はきっと誰もいない。正真正銘未踏の地だ。かつて、漠然と憧れた世界があるのだろう。
レイモンが雲の先に向かうことはもうない。
畳む
以下、作りたいなと言い続けてるパトとレイの短編集の最後のほうに載っけたい文章の覚え書き二本
一見、パトリックはいつもの真顔だった。
「もう、遠出はできないな」
淡々とそう告げた。
眠って、働いて、飯を食って、また眠る。変わらない生活を送っていても、年を重ねるごとに肉体は衰えていく。生きていく限り、必ずついて回る。冒険者ならばなおさらだった。
口振りから察するに、まだこの生活を続ける気はあるらしい。ただ、その時が長くないことは想像に易い。
ある可能性が頭の片隅を過ったとき、レイモンは咄嗟に口を開いた。
「じゃあ俺、ノースゲート行こうかな」
パトリックは顔をあげて、少し驚いたような表情を見せた。それから、半眼になって、なにかを言おうと口を開いて、それを飲み込んで、軽い嘆息と共に肩を落とした。頬杖をついてレイモンを見つめた時には、パトリックはいつもの真顔だった。
「まあ、今おもしろいことがあるとしたら、北だろうな」
「あんまり刺激的すぎるのもなんだけどさ」
「港付近は整備されているらしいぞ。その近くなら行けるんじゃないか」
「整備っつってもこっちとじゃ比べ物にならないんだろ」
この街から出ている船は南行きだ。北に向かうなら、いくつか村を経由して港に出なければいけない。酒場の壁に貼りついている地図を眺めて、陸路と航路の両方を確認する。
今までは、誘った。誘わない理由がなかった。
明日の予定は。
来週は暇だろ。
来月なら行けるか。
来年まで待たないと。
「次の船はいつかな」
だけど、もう言えない。冗談でも言える気がしなかった。
レイモンには想像がつかなかった。
最後の探索行を告げられた瞬間も、引退をねぎらう自分の言葉も、帰路を辿る後ろ姿も。想像はつかないけれども、それがやがて来たる現実であると確信があった。
得体の知れない確実な未来から逃げた。
「んじゃな」
「じゃあ」
パトリックはまたなとは返さなかった。きっと、似たような気持ちなんだろう。
きっと、これが最後になる。
*
最も得難いのは人間関係。だから、俺は、こいつを手放さないよう必死になる。
自分が持っている技術が優れているかどうか、なんて数字で計れないものは、あとからついてくるもので判断するしかない。ただ、それが、ヴィジランツの場合は宝であり、誰かの命だった。
時間ができると、いろいろなことを考え出してしまう。今更言葉の意味を理解する。好奇心は衰えなくても体がついていかない。開拓村は刺激的とは言い難いがのどかなだけでもない。退屈も許容範囲だった。パトリックが自分をどう思っていたかなんて、本当のところはわからない。パトリックは喜怒哀楽が薄かった。大声で笑うことも怒鳴ることもあったが、それがレイモン自身に向けられたことはほとんどない。振り返ってみると、パトリックはほとんど一緒に行動したし、名を挙げたのだってコンビとしてだった。だから結果だけ見たのなら、互いを理解し合っている、仲の良いやつらだと、そう見なされていた。
しょうがないやつだと、呆れて笑った。引退を考えていると聞かされた時もそうだった。北大陸に行くと言ったレイモンに対してパトリックはそれしか言わなかった。ただあの時は脈絡がなかった、ように感じる。なんせ二十年近く前のことだから、記憶があやふやだ。
わからない。最後までわからなかった。パトリックのことも、自分自身のことも。
雲が流れていくのを見ていた。
桟橋に人影はない。就航の時刻はとっくに過ぎているからだ。それに、ここに住んでいる人間はわざわざ空なんて見ない。レイモンだってそうだった。その日だけが違った。
風で、雲が流れていく。星が見え隠れするのを眺めていた。
この海の向こうは東大陸だ。根城にしていたヴェスティアの町がある。
雲は丘を越え、森を越え、山を越えて、北に去る。その先はきっと誰もいない。正真正銘未踏の地だ。かつて、漠然と憧れた世界があるのだろう。
レイモンが雲の先に向かうことはもうない。
畳む
#SF2 こういうふぁんたじ〜なチャールズとデーヴィドの話が書きたいなという導入です
https://privatter.net/p/11551237
小林さん画のデーヴィド、羽根がわっさぁとしてるのでね。サガ35周年の時のめちゃ分厚い画集に載ってたラフ画のやつ。アレから着想を得つつ、昨日関コミでゲットした羽根が生えてる男の子の漫画本がめちゃよかったのでそれにも影響を受けつつ。どう考えても後者の方が理由としてでかい
https://privatter.net/p/11551237
小林さん画のデーヴィド、羽根がわっさぁとしてるのでね。サガ35周年の時のめちゃ分厚い画集に載ってたラフ画のやつ。アレから着想を得つつ、昨日関コミでゲットした羽根が生えてる男の子の漫画本がめちゃよかったのでそれにも影響を受けつつ。どう考えても後者の方が理由としてでかい
#SF2 自転車で、若い選手がまだ作ってる最中の自分の身体に対してパワーマネジメントができない(出力しすぎる)ことがあるって話を聞いて、前からぼんやり思ってた、グスタフがレッドゾーン入れがち妄想が明瞭になってきた
前衛1後衛1で探索するから余計に自分がやらないとって力入っちゃうグスタフ。で、それを見咎めるロベルト。グスタフ、セーフティ!て怒られるやつ。コンビ組み始めて最初の1、2年くらいの話
ロベルトが体力あるメイン盾術士になったのは、グスタフがレッドゾーン入れるのを物理的に抑えるために立ち回ってたら結果的にそうなった説もよいと思う。フロント2枚ないとしんどいよね〜
前衛1後衛1で探索するから余計に自分がやらないとって力入っちゃうグスタフ。で、それを見咎めるロベルト。グスタフ、セーフティ!て怒られるやつ。コンビ組み始めて最初の1、2年くらいの話
ロベルトが体力あるメイン盾術士になったのは、グスタフがレッドゾーン入れるのを物理的に抑えるために立ち回ってたら結果的にそうなった説もよいと思う。フロント2枚ないとしんどいよね〜
#SF2 wipです!!!!!!!!でも今日メイドの日らしいんでとりあえず半分投げておきます。ほのぼの平和な謎時空の弟親子+デーヴィドです https://privatter.net/p/11529287
ヤーデまじで久しぶりに書きました。なんならお父さんしてるフィリ3は初めてです。ゆえにフィリ3の口調がふわっふわです。手癖で書いてます。わかんねーよフィリ3!
ヤーデまじで久しぶりに書きました。なんならお父さんしてるフィリ3は初めてです。ゆえにフィリ3の口調がふわっふわです。手癖で書いてます。わかんねーよフィリ3!
#SF2 わたしが書くベルナル、ちょろっと変えるだけでブロマンスです!!つって通せるんだよな…といつも思います。話の主題…主軸?部分にBL要素が本当にないので…ないよね?いやある話もあるか…
カップリングものが読みたい!て方にはわたしの二次創作はあんま合わんのでは…と思います。自分の中ではもうめっちゃCPもので揺らぐことのない両思いなんだよこいつらは!て確固たる意志があるんですが、はたから見たときに全然カップリングじゃね~~~と裏切ってしまいそうで。だからベルナル話は未満とか詐欺とか前提とかいう注釈がいっつもついてるんですねえ!
これは度々口にしてきたことですが、ウチのフロ2二次創作は全てベルナル前提です。ベルナルの世界線しかありません。ほかのキャラは話によってCPだったりコンビだったりしますがベルナルは(今のところ)例外なく恋愛関係です。です!!!!
カップリングものが読みたい!て方にはわたしの二次創作はあんま合わんのでは…と思います。自分の中ではもうめっちゃCPもので揺らぐことのない両思いなんだよこいつらは!て確固たる意志があるんですが、はたから見たときに全然カップリングじゃね~~~と裏切ってしまいそうで。だからベルナル話は未満とか詐欺とか前提とかいう注釈がいっつもついてるんですねえ!
これは度々口にしてきたことですが、ウチのフロ2二次創作は全てベルナル前提です。ベルナルの世界線しかありません。ほかのキャラは話によってCPだったりコンビだったりしますがベルナルは(今のところ)例外なく恋愛関係です。です!!!!
#書いた小説のこと というか、本のタイトルのことなんですけど
10月に出したロベ+グスの『おやすみ、また明日』、これ本当に時間がなかったのもあってかなりやっつけで決めて、今となってはほんと~~〜に気に入らねえタイトルです。よくもこんなつまんねータイトルをつけたな自分!!!!
で、つけ直すことができるなら『明くる朝が続くまで』だなってちょっと前に思ったのですが…
これ、ぱっと見、日本語として違和感があるんですよね。『続く』と『まで』のつなげ方が。
『続く』という言葉は途切れずに継続することを指す。伝統が続く。体力が続く。
『まで』には終点や限界の意味が含まれる。隣町まで行く。12時までに片付ける。また、それ以上はないという範囲を指す。『いざというときは〜するまでだ』。
『続く』と『まで』を一文の中で使うなら、普通は『〜まで続く』。ゴールまで続く(距離・場所)とか来年まで続く(時間)とかが正しい。
でも『(事象が)続く限り』という意味なら通るはずだ。『明くる朝』という言葉に時間の意味が含まれるからややこしい感じがするだけで、これを事象や状況の言葉だと考えれば違和感はないだろう。
明くる朝、君が隣のベッドで眠っていること。
明くる朝、交代で番をした焚き火を消すこと。
明くる朝、寝坊した自分を君が起こしてくれること。
そんないくつもの『明くる朝』が続く限り、自分の人生には君が……。
みたいな意味のタイトル。
ていうと普通に『明くる朝が続く限り』でいいじゃんって思うけど、ていうか思ったけど、感覚的に…『限り』は終わりの印象が強すぎてイヤ。この本に収録した二人の生活は、まだまだ終わりなんて見えないのです。10年後や20年後にこの生活の終わりが来ることはあるかもしれないけど、それはまだ、いつかの遠い未来だから。終わりを予感させる『限り』という言葉を使いたくない。
ので、ニュアンス的にもう少しやわらかな『まで』が使いたかった。あと単純に語感がいいよね。『明くる朝が続くまで』。わたしはそう思う #SF2 畳む
10月に出したロベ+グスの『おやすみ、また明日』、これ本当に時間がなかったのもあってかなりやっつけで決めて、今となってはほんと~~〜に気に入らねえタイトルです。よくもこんなつまんねータイトルをつけたな自分!!!!
で、つけ直すことができるなら『明くる朝が続くまで』だなってちょっと前に思ったのですが…
これ、ぱっと見、日本語として違和感があるんですよね。『続く』と『まで』のつなげ方が。
『続く』という言葉は途切れずに継続することを指す。伝統が続く。体力が続く。
『まで』には終点や限界の意味が含まれる。隣町まで行く。12時までに片付ける。また、それ以上はないという範囲を指す。『いざというときは〜するまでだ』。
『続く』と『まで』を一文の中で使うなら、普通は『〜まで続く』。ゴールまで続く(距離・場所)とか来年まで続く(時間)とかが正しい。
でも『(事象が)続く限り』という意味なら通るはずだ。『明くる朝』という言葉に時間の意味が含まれるからややこしい感じがするだけで、これを事象や状況の言葉だと考えれば違和感はないだろう。
明くる朝、君が隣のベッドで眠っていること。
明くる朝、交代で番をした焚き火を消すこと。
明くる朝、寝坊した自分を君が起こしてくれること。
そんないくつもの『明くる朝』が続く限り、自分の人生には君が……。
みたいな意味のタイトル。
ていうと普通に『明くる朝が続く限り』でいいじゃんって思うけど、ていうか思ったけど、感覚的に…『限り』は終わりの印象が強すぎてイヤ。この本に収録した二人の生活は、まだまだ終わりなんて見えないのです。10年後や20年後にこの生活の終わりが来ることはあるかもしれないけど、それはまだ、いつかの遠い未来だから。終わりを予感させる『限り』という言葉を使いたくない。
ので、ニュアンス的にもう少しやわらかな『まで』が使いたかった。あと単純に語感がいいよね。『明くる朝が続くまで』。わたしはそう思う #SF2 畳む
#SF2 #感想 mixi2にゲーム感想ポスト用のひとりコミュニティをつくりました
https://mixi.social/communities/980aeacc...
誰でも見れるようにしてます。こま切れの感想は全部こっちに流そうかな!今はとりあえずフロ2の話してるよ
https://mixi.social/communities/980aeacc...
誰でも見れるようにしてます。こま切れの感想は全部こっちに流そうかな!今はとりあえずフロ2の話してるよ






今日は自創作を語りたい気分よ~!454,480から続く創作占いの結果に関連して。
『つらくない(怖くない)緊張感』と『不安定さ』が魅力と言っていただいて、『関係の箱』ではちょろっとそこを意識したところがあったのですよ~という…
まず占い内容を抜粋
>"あいまいなもの"がどんな形なのか暴くべきか、それともそのままにするべきか、(中略)このへんの"探り合い"(という印象を私は受けました!)が、「つらくない(怖くない)緊張感」につながっていて(後略)
>話の流れのなかで「ん?」と思う箇所(あいまいなものごとがあいまいなまま提示されている、といいますか…)がちら見えして(後略)
ということで、『関係の箱』ではこの"「ん?」と思う箇所"をいくつか(わたしにしては)わざとらしく配置しました。
具体的には、ベルがなぜ今と疑問に思った部分、ナルセスの物柔らかな口振り、です。後者はサイト掲載分には絡んでこないんですけども…いや厳密には前者もか…。離れに案内されたことは思いっきり話のとっかかりなので違います。これ明かさなかったら物語として破綻しすぎだろって要素なので。
この二つの"あいまいなもの"を放置してがっつり政治の話をする、というのが今回の話で意識したところ、なの、ですが、もっと途中途中で類する要素を足していけたらよかったのにな……と反省点が…時間あったらまだ書き足したのに……。
特に、なぜ今と疑問に思うシーンはもうちょい多かったんですよラフの時点では。疑問に思いつつ、それはそれとして関係ない話をするベルが書きたかった。でもうまいことまとまらなくて諦めて消した。完全に力不足です。ぐぬぬぬ…
どっかで再チャレンジしたいですね。現実問題が淡々と進んでいく中で、感情に起因するあいまいなものだけが掴み所なく、纏わりついていくような話。そういう話を書くの、たぶんすごく好きで無意識でやっちゃうんだよなー。だから占い…というかこの場合は構造分析で出てくるだろーね。
以下占いとはあんま関係ない余談。
そもそもこの話、あとがきに書いたとおり使用人に察せられてヤリ部屋に通されてしぬほど慌てるベルの図が一番最初にあったので、それを物語としてどう成立させるか?という課題をクリアするために、ほかの要素を組み合わせて作ってます。
なるさんがベル宅に行くならワイド奪取後の引き籠もり中だよな~、その上で行く理由があるならなんだろな~、そもそもワイド奪取後にベルが軍門に降らなかった本当の理由ってなんだ?なんでかたくなに出仕を拒否してたのに先生と喋って考えを改めたんだ?
……てな感じで、途中からCP関係ない方向に邁進しつついろいろ思いを巡らせて、わたしはこういうのもいいと思うよ~って一つの案を小説にしてます。
で、これはほかのジャンル・キャラも同じですが、二人組を描写するときは、少なくともどちらか片方の精神状態を不安定にさせてます。そうしないと物語が平坦になるので。なにか大きな出来事(イベント)を描くなら、出来事自体で起伏を作れば良いのでキャラクターの心を最初から不安定にさせる必要はないんですが(『世界地図の書きはじめ』はまるっきりそう)。
今回はワイド奪取後ということで、当然ベルの方を不安定にさせた(なるさんも実のところ不安定なんだけど)。自分ではどうしようもない現実に腹を立てて動けないでいるベル。わたしは腹の底が焼けつくような怒りに震えるベルが好きで、こういう心理状態にさせるのは二回目だった。
また書きたいね、怒ってるベル。ナルさんは憔悴してる時の方が書きたいです。怒ってるネーベルスタンの心を落ち着けてくれるのはナルセスだし、憔悴してるナルセスに立ち上がる気力をくれるのはネーベルスタンです。ウチのベルナルはそんな感じ。畳む