2025年6月3日の投稿2件]

気持ちの上がり下がりが激しいのでwebルーレットで選ばれた #EDF 6のSSをビャッと書いた。なんだかうまくいかない時はルーレットをするに限る

てことでみんな大好きM125の話

エースだ、英雄だ。そう囃し立てられるのをストーム1は黙って聞いている。自分に与えられたその称号が兵を鼓舞させるのならいい。広報に役立つならいくらでも使えばいい。偶像にだって、マシンにだって成ってみせる。全ては勝つためにあるのだから。ストーム1は黙って武器を握る。転戦し、敵性勢力を排除し、帰投する。その繰り返しの中で、ただ一つの目的を果たせれば、なんだって――。
けれど、それを許さない存在がいる。無線から耳に届いた声と、レーダーの枠に出現した青い点を認めた瞬間、ストーム1の足は勝手に駆け出した。崖上からの砲火にはエイリアンの残骸に身を潜めやり過ごし、弾幕が途切れた一瞬の隙にスナイパーライフルで頭を撃ち抜く。一体、二体、三体。残りは躱せると判断して足を回す。青い点が四つ描画され、それが目視できるまでになって、ストーム1はようやく足を止めた。
「もっと慎重にやれないのか。無茶苦茶だぞ」
彼にしては珍しく、呆れをあらわにした口振りで、それがストーム1の頬を緩ませた。
「なにヘラヘラしてんだよお前」
「おい、まだ狙われているぞ」
「ちょっと、安全確保せずに走ってこないでくださいよ!」
わあわあと騒ぎながらアサルトライフルを構える。狙いは正確で、こちらに近づいてきたエイリアンは文字通り蜂の巣にされた。
この人たちは、自分がどんな称号を冠していたって、ただ一人の兵として扱ってくれる。偶像にも、マシンにも、させてはくれない。畳む

妄想 編集

#創作全般 #書いた小説のこと #SF2
今日は自創作を語りたい気分よ~!454,480から続く創作占いの結果に関連して。
『つらくない(怖くない)緊張感』と『不安定さ』が魅力と言っていただいて、『関係の箱』ではちょろっとそこを意識したところがあったのですよ~という…

まず占い内容を抜粋

>"あいまいなもの"がどんな形なのか暴くべきか、それともそのままにするべきか、(中略)このへんの"探り合い"(という印象を私は受けました!)が、「つらくない(怖くない)緊張感」につながっていて(後略)
>話の流れのなかで「ん?」と思う箇所(あいまいなものごとがあいまいなまま提示されている、といいますか…)がちら見えして(後略)

ということで、『関係の箱』ではこの"「ん?」と思う箇所"をいくつか(わたしにしては)わざとらしく配置しました。
具体的には、ベルがなぜ今と疑問に思った部分、ナルセスの物柔らかな口振り、です。後者はサイト掲載分には絡んでこないんですけども…いや厳密には前者もか…。離れに案内されたことは思いっきり話のとっかかりなので違います。これ明かさなかったら物語として破綻しすぎだろって要素なので。
この二つの"あいまいなもの"を放置してがっつり政治の話をする、というのが今回の話で意識したところ、なの、ですが、もっと途中途中で類する要素を足していけたらよかったのにな……と反省点が…時間あったらまだ書き足したのに……。
特に、なぜ今と疑問に思うシーンはもうちょい多かったんですよラフの時点では。疑問に思いつつ、それはそれとして関係ない話をするベルが書きたかった。でもうまいことまとまらなくて諦めて消した。完全に力不足です。ぐぬぬぬ…

どっかで再チャレンジしたいですね。現実問題が淡々と進んでいく中で、感情に起因するあいまいなものだけが掴み所なく、纏わりついていくような話。そういう話を書くの、たぶんすごく好きで無意識でやっちゃうんだよなー。だから占い…というかこの場合は構造分析で出てくるだろーね。


以下占いとはあんま関係ない余談。

そもそもこの話、あとがきに書いたとおり使用人に察せられてヤリ部屋に通されてしぬほど慌てるベルの図が一番最初にあったので、それを物語としてどう成立させるか?という課題をクリアするために、ほかの要素を組み合わせて作ってます。
なるさんがベル宅に行くならワイド奪取後の引き籠もり中だよな~、その上で行く理由があるならなんだろな~、そもそもワイド奪取後にベルが軍門に降らなかった本当の理由ってなんだ?なんでかたくなに出仕を拒否してたのに先生と喋って考えを改めたんだ?
……てな感じで、途中からCP関係ない方向に邁進しつついろいろ思いを巡らせて、わたしはこういうのもいいと思うよ~って一つの案を小説にしてます。

で、これはほかのジャンル・キャラも同じですが、二人組を描写するときは、少なくともどちらか片方の精神状態を不安定にさせてます。そうしないと物語が平坦になるので。なにか大きな出来事(イベント)を描くなら、出来事自体で起伏を作れば良いのでキャラクターの心を最初から不安定にさせる必要はないんですが(『世界地図の書きはじめ』はまるっきりそう)。
今回はワイド奪取後ということで、当然ベルの方を不安定にさせた(なるさんも実のところ不安定なんだけど)。自分ではどうしようもない現実に腹を立てて動けないでいるベル。わたしは腹の底が焼けつくような怒りに震えるベルが好きで、こういう心理状態にさせるのは二回目だった。
また書きたいね、怒ってるベル。ナルさんは憔悴してる時の方が書きたいです。怒ってるネーベルスタンの心を落ち着けてくれるのはナルセスだし、憔悴してるナルセスに立ち上がる気力をくれるのはネーベルスタンです。ウチのベルナルはそんな感じ。畳む

妄想 編集

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